BMWの中ではとてもコンパクトで人気がある1シリーズですが、故障しやすいオイル漏れの欠点があること知っていますか。
「半年前にオイル漏れを直したんだけど、またオイル漏れしてる…」
こんなモヤモヤしたあなたの悩みを解消したいと思います。
今回はこちらの部品から…
- オイルパンというオイルを溜めるカバーからの定番の漏れ
この部品から想像できる物はありますか…
パット見、桶のような感じですよね。
この縁に丸い穴があると思うのですが、ここにゴム状のパッキンが挟まってオイルを溜めています。
それでは1シリーズの欠点でもある「オイルパンからのオイル漏れ」を解説していきますのでどうぞご覧ください。
BMW1シリーズの一番の欠点
このBMW1シリーズの欠点というべき部品、「オイル漏れ」を簡単に言葉をならべていきますね。
オイル漏れは、正直とても多い故障なんです。
1シリーズの定番故障
- エンジンオイルの漏れ
- エンジン警告灯が点灯してしまった…
- 用事を済ませてコンビニから帰ろうとしたらエンジンがかからない…
- メーターパネルのビックリマークが点灯してる
- ABSとDSCランプのオレンジ色のランプが点灯しちゃってる…
上記1番のエンジンオイル漏れが定番といっていい欠点です。
とにかく漏れてます。
車検や点検整備に持ち込まれているBMWは必ずといっていいほどしずくになってオイルが漏れてますね。
あなたの駐車場の地面にもオイル痕ありませんか…
よくスーパーの駐車場でも、気にして見てみるとオイルが垂れた跡ありますよね。
エンジンからオイルが漏れてきている証拠なんです。
特に多いのがエンジンの下に覆いかぶさってついている「オイルパン」と言う部品です。
今回はオイルパンのつなぎめからオイルが漏れている故障に関して説明します。
オイルパンってどんな部品?
オイルパンとは、オイル全容量を回転数や車両の傾斜角度に関係なく常に均等に溜めておく部品なんです。
オイルが常にオイルパンにまんべんなく溜まってないと、シンプルに言うとエンジンが潤滑不足になって焼き付いてしまいます。
焼付きを防止するために、このオイルパンが必要となる訳なんです。
オイルパンを直す方法
オイルパンからのオイル漏れを直す修理方法には2通りあります。
- オイルパンのパッキンのみを交換する
- オイルパンASSY(一式)そっくり交換する
上記2通りの直し方があります。
オイルパンパッキンしか損傷してない場合は、パッキンだけ交換して直す事で安く修理できます。
後者のオイルパンASSY(そっくり交換)を場合は、オイルパンが少なからず損傷している時です。
損傷とは、目では判別できない歪み、そしてエンジンの熱や経年劣化によって反ってしまっている損傷です。
オイルパンパッキンのみを交換する
まずはオイルパンのガスケットのみを交換して直す方法です。
ガスケットとは、シンプルに「パッキン」の事です。
素材として多く使用されているのが、ゴム系のパッキンが多いです。
次に多いのが、パッキン紙と呼ばれるパッキン専用のガスケットです。
通常オイルパンからの漏れは、オイルパンパッキンを交換して修理することがオーソドックスです。
ですが、オイルパンパッキンにも種類が存在します
- 純正のオイルパンパッキン
- 社外品のオイルパンパッキン
この2種類があり、交換する時に安く直すことを優先するのであれば社外品をチョイスする事になりますかね。
お店側は通常そこまで気にせずに社外品を使って直し、会社的に売上を優先しがちな所もあるので、こちらから指示をあおぐようにしてください。(普通は純正にしますか?社外にしますか?と聞きません)
質を優先しているので、純正のパッキンで交換してください
このように修理を開始する前に伝える事が、後々再修理しないで済む秘訣です。
特にパッキンは消耗品なので、部品クレームといって部品単体の保証は、ほとんどないのが現状です。
保証期間がもしあっても、数ヶ月です…
オイルパンASSY(一式)そっくり交換する
オイルパンASSYで交換する時は、もうすでに何度もオイルパンパッキンのみを交換していて部品自体が傷んでいてパッキンだけ交換しても直りそうもない時はそっくり交換してしまいます。
もしくは明らかに損傷している時なども含まれますね。
オイルパンASSYで交換するデメリット
オイルパンそっくりで交換する為、修理代が高額になる事があげられます。
素材が主にアルミニュームで作られていますので、とにかくオイルパンは高額です。
まとめ:BMW1シリーズの欠点
BMWの1シリーズにおける欠点として、オイルパンに関して説明してきました。
オイルパンからのオイル漏れを直す修理方法には2通りあります。
- オイルパンのパッキンのみを交換する
- オイルパンASSY(一式)そっくり交換する
上記2通りの直し方がありますので、できればお店のメカニックとご一緒に車両の下を確認しながら指示を仰いでみてはいかがでしょうか。