エンジンの警告灯が出たときは電子的な部品が故障している場合があります。
今回はセンサーの故障した事例を紹介していきます。
カムシャフトセンサーという部品がテスターをかえして拾ったとして解説していきます。
カムシャフトセンサーが故障する原因として多いのが…
センサーに電圧、電流信号を供給している配線にセンサー内の気密が保持できなくなり、エンジンオイルが配線に浸透してセンサーが壊れる内容を簡単に説明します。
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カムシャフトセンサーの働き
カムシャフトセンサーの役目を簡潔に述べていきますので、もしあなたが興味なければ構造を飛ばして対処方法を見ていただければ幸いです。
エンジン内に装着されているカムシャフトという部品の回転数を詳細にカウントしています。
通常カムシャフトは流通しているベンツは通常2つ装着されていることが多いです。
左右どちらかのカムシャフトに回転数を拾っているセンサーが取り付けられています。
- 回転自体をダイレクトに拾っている
- 回転をピックアップセンサーで非接触式で拾っている
大まかに上記2種類の形式で成り立っています。
故障する原因はオイルが配線に浸透する事から始まる
壊れる原因は、ずばりエンジンオイルがカムシャフトセンサーの配線に浸透してしまうのです。
意外と不思議に思われる方が多いのが実情なのです。
その配線内のエンジンオイルが配線端子に付着してショートしカムシャフトセンサー自体が壊れてしまうのです。
エンジンの警告灯に現れるには、非常に長い時間わからずに放置してから突然オレンジ色の警告灯がドライバーを気づかせます。
もしかしたらこの内容を見ているあなたはご存知かもしれませんが、誰が命名したかわかりませんが「毛細管現象」と言ったりしますね。
ベンツの毛細管現象とは
通常わたしが思い込みで想像していることですが、通常配線内の筒状の中には銅線が複数入っていて被膜に保護されています。
その配線の接続部、いわゆるカプラーソケットによって結束されてます。
毛細管現象は、油(オイル)は上もしくは下方向に浸透してしまうんです。
この上や下方向に浸透する現象は不思議なんですが、実際に起こる現象なんです。
特にエンジンルーム内は80度くらいになりますので、エンジンオイルは冷間時よりはかなりサラサラになります。
そのサラサラになったエンジンオイルが、筒状の配線を伝ってどんどん染みていくことにより、配線内の圧力が作用してエンジンオイルが配線内をゆっくり徐々に犯していくと推測します。
そしてとてもわかり易いサイト紹介がありましてので、よろしければこちらのサイトをご参考にしてみてください。
対処方法はカムシャフトセンサーを交換と配線処理
直す方法は、シンプルにカムシャフトセンサーを交換し対策としてハーネス(配線)を対策済みのものに交換します。
カムシャフトセンサーは、常に品番が変更されていますので対策を施した部品になることが伺えます。
そして肝心な配線はといいますと、一部配線にオイルが入らないようにゴムパッキンがつけられた配線や取り回しを少し伸ばし、接続カプラーを複数増やした対策を施したものと変更になっています。
なぜ配線の長さを伸ばし接続カプラーを複数付けた理由は、途中の接続カプラーで万が一オイルが浸透してしまった時にカプラーや配線から逃がす仕組みとなっています。
まとめ
今回は、カムシャフトセンサーによる故障原因で警告灯が点いてしまう事例と修理する方法を簡単ですが説明しました。
最後に、あなたのベンツの駐車場下にもしオイルの漏れたあとがあった場合一度エンジンルームを開けて見てください。
オイル漏れがある場合は、走行中は風圧でオイルの煙が流されてしまうので、しばらく走ってきた時にすぐにエンジンを止めずにアイドリング状態で数分回しておき、煙がでるようであればオイル漏れしています。
煙の色は、白が大半ですのでぜひ確認してみてください。
煙の白色は、冷却水(クーラント)も同じ白色ですが、判断材料として煙の匂いが若干甘い香りがしますので参考にしてみてください。