BMWを運転中に突然警告灯のマークがでたらビックリしますよね。
意味のわからないマークなのでどこが壊れているのかさっぱり…不安が残るな…
でも三角のビックリマークの大半は注意をうながしているケースが多いんです。
戸惑うかもしれませんが、正直ビックリマークの種類は複数あります。
今回はABSやDSC系統に関して解説します。
実際すでに故障しているビックリマークもあるので踏まえて説明しますのでご覧ください。
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三角のビックリマークの大半は注意をうながしているケースが多い
BMWの三角マークの意味は、ほとんど注意や警告をしていることが多いです。
そして警告灯はいますぐ止まってしまうことはまずないと言っていいでしょう。(すでにエンジンが止まりすべての警告灯がつくのは構造的なことです)
BMWメーカーは、メンテナンスも意識してビックリマークをプログラムに組み込んでいるんですね。
とてもドイツの研究者は良心的だなとおもってください。笑
メーターパネルやセンターコンソール上の画面にビックリマークがこのように出ます。
- 三角マークの中に車がゆれる画像はABS系統の異常表示
- 三角マークの中にビックリマークはDSC関係の異常表示
一番上の「三角マークの中に車がゆれる画像」だけは、ABSのブレーキ系統の故障が濃厚です。
それ以外もあるんですが、点灯する条件によって点検もしくは交換時期をうながしているので急がなくても良いです。
もしビックリマークが出た場合は、一度近くのディーラーや専門ショップに持ち込んでテスターを当ててもらいましょう。
点検料は、おおむね3,000円くらいから診断していただけます。
決して安くはありませんが、見ていただければあなたのBMWの現状が把握できますので安心しますよね。
いま現在故障しているビックリマークもあるので見極めが難しい
いま現在の故障というのは、すでに起こっているもしくは最近故障して警告を継続して発しているときがあります。
その場合は、メーターパネルの中に同じく警告してきます。
赤の文字かマークで表示してくるのでわかりやすいと思います。
- 三角マークの中に車がゆれる画像はABS関係
- 三角マークの中にビックリマークはDSC関係の異常表示
- オートマチックの故障を表示するギヤのようにギザギザマークの警告灯はミッション内部故障
上記の場合が多いので、メーターパネル及びセンターコンソール上の画面に出た時は、必ずディーラーか専門ショップに持ち込みましょう。
警告灯はこんな事もあります
例外でたまに出るビックリマークの症状ですが、「 昨日表示していた警告灯が今日は消えてる… 」なんてこともあるのでしばらく観察も必要になりますよ。(これ結構ありがちです。笑)
- オイルの量が少ないので早めに給油してください
- エンジンの冷却水が少ないので早めに給油してください
- ブレーキパッドの残量が少ないので交換してください
BMWのビックリマークを消す方法はテスター診断機で消去
そしてこのマークを消す方法ですが、ディーラーか専門ショップで消すもしくは簡易テスターしかないんですよね…
簡易的なハンドテスターで消せる場合もあります。
細かく診断していくには専用テスター診断機を使ったお店をオススメします。
一概にリセットとか消すとかいいますが、単純にテスターを使って消えるものでもありません。
肝心な故障している部品を、修理もしくは交換しないと警告灯は消えないのです。
持っていて助かるおすすめの簡易テスター
ビギナー向けのおすすめ簡易テスター
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- わざわざディーラーに持っていきお金を払わなくていい
- もしもの時にあれば消せる、一つ持っておくととても便利
- 圧倒的に時短につながり、おおよその修理箇所がわかるので検索で見積り代早わかり
- 日本語でわかりやすく、無料アップデートができる
※部品交換しないと消去できない場合もあります
BMWに限らず、その他の外車や国産にも幅広く使用できるようになっていますので、応用が効くのも簡易テスターのメリットです。
ひと昔の知恵的なことは絶対だめです(こわれます)
よくありがちなことを書きますと、以下のようなことなので参考程度にみてくださいね。
- 配線やハリガネを使って「ココとココをつなげて消す行為」
- バッテリーのマイナスターミナル配線を15分くらい外せば消えるってネットでみたからやってみよう
これをしてしまうとBMWは必ず壊れます。
バッテリーのマイナスターミナル配線を外すこともやめましょう。
バッテリーのマイナスターミナル配線を外すと、いままであなたが乗ってきたドライビングデーターや記憶していたデーターまでもが全部吹っ飛びます。
配線やハリガネを使った方法は、メインのエンジンコンピューターが破損する可能性があるので大変危険なのでやめましょう。
インターネットで出ている情報は間違いもあります。
少し昔の情報が出ていて、いまはまったく通用しないサイトもありますので危険なんです。
現役メカニックも読んでいるランフラットタイヤをやめるメリットの記事も是非ご覧になってくださいね。
BMWを乗っていて表示する三角のビックリマークまとめ
ビックリマークに関してとても奥深いことがわかりましたね。
もう一度簡単におさらいして終わりにしますね。
三角のビックリマークが点灯している意味
- 三角マークの中に車がゆれる画像はABS関係が多いです
- 三角マークの中にビックリマークはDSC関係の異常表示
その他に共通して出るものは下記の場合もありますので明記しておきます。
(年式や車種によって出る表示は違います)
- ブレーキパッドの交換時期ですよ
- エアークリーナーの交換時期ですよ
- ブレーキオイルの交換時期ですよ
- 点検時期ですよ
- 車検時期ですよ
やってはいけない事
- 配線やハリガネを使って「ココとココをつなげて消す行為」
- バッテリーのマイナスターミナル配線を15分くらい外せば消えるってネットでみたからやってみよう
上記2項目はやらないでくださいね。
ビックリマークの種類はBMWを長持ちさせてくれるシステムだと思って大事にしてあげてください。
色々故障の種類がありますが、慌てずに今日の内容でも不安なときは車両に載っている取り扱い説明書を見ると安心できます。
もし事前に調べたいと思いましたら取り扱い説明書を一読してみると、ヒントが出ていることがたくさんありますので参考にしてみてくださいね。