BMWのメンテナンスで多いブレーキについてご説明していきます。
ブレーキの交換って高いと思ったことはありませんでしょうか。
あなたのその悩みについて、なぜ高いのかに触れていきますので最後までどうぞご覧ください。
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BMWのブレーキの仕組み
BMWのブレーキの仕組みは昔と今ではほとんど変わりません。はい、これは言えます。
単純にブレーキディスクをブレーキパッドで挟んでいるだけです。単純にできていて国産と変わりません。
しいて言えば、特に前のホイルやフェンダーが真っ黒になるのがたまにきずではありませんか。
こちらがブレーキディスクシステムですね。
上の丸い円盤がディスクローターで右のシルバー色の物がキャリパーといって、その中にディスクパッドが入っているのが見えると思います。
これがBMWの前輪と後輪の4個搭載されていて、ブレーキを踏むとBMWが止まるようになっています。
最初の方に申し上げましたが、この円盤状のディスクローターを挟み込んでいるだけなんですね。
その挟み込む道具が、ブレーキオイルなんです。オイルの油圧を利用して挟み込んでいます。
よくブレーキ交換するってどこを交換するの?
よく「ブレーキ交換して下さい」っていうじゃないですか。
これは直す立場からすると、両方なんです。両方とは、ブレーキパッドとディスクローターを変える事を言います。
欧州車の場合、BMWやベンツもそうですが「パッドとディスクローター」を同時に削って止まるようにできています。
なかにはパッドだけを交換することもあります。なぜかと言いますと、以前にディスクローターのみを交換した為にサイクルがずれる事もあるからなんですね。
理想は、ディスクパッドとディスクローター同時交換が望ましいです。これはぜひ覚えておいて下さいね。
BMWのブレーキ交換時期の目安
交換時期の目安ですが、今のBMWはほとんどパッド残量センサーが装着されていますので、あなたが心配することはありませんよ。
ディスクブレーキパッドが無くなってきますと、メーターパネルもしくはセンターモニターに「ブレーキパッド警告灯」が点灯するシステムがあるので安心です。
そして新しいブレーキパッドはおおよそ5万kmくらいは持ちます。
この距離数は平均ですが、頻繁にブレーキを使っているドライバーですと、もう少し減りが速いですね。
BMWのサイドブレーキはどうなっているの?
はい、疑問に思う方もいますよね。
BMWのサイドブレーキは、「後ろ」に付いています。それも先程ご説明したディスクローターの中に組まれているのです。
びっくりされましたか。
「インナードラム式」と言ってますが基本は変わりません。
こちらがドラム式のブレーキです
ちょっと古いですが、このような形のブレーキです。
この構造は、ブレーキパッドとは逆で外側に開かせてブレーキを効かせていますので原始的な感じはしますが、一昔はこのシステムをほとんどのメーカーが使っていました。
サイドブレーキはこの形がスタンダードです。
今日の課題は【ブレーキ編】まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はブレーキの交換と種類をご説明してきました。
交換といってもブレーキパッドだけになるのか、それともディスクローターを変えるのか、それぞれ交換サイクルによって変わってきますのでその都度メカニックとご相談しましょう。
追伸
あと忘れていましたが、大事なブレーキオイル交換もあることを忘れてはいけません。
ブレーキオイルは、劣化が激しいので1年に1回は交換しましょう。
どうして劣化が激しいといいますと、ブレーキをかけると摩擦によってブレーキディスクローターが高温にさらされますのでオイルも熱を持って劣化が進んでくるという理屈なんです。
ブレーキオイルの種類も多数あります。
ブレーキオイル規格
- DOT-3
- DOT-4
この2つがとても多く使われています。
BMWはDOT-4を入れるようにしてあげましょう。