いきなりエンジンルームから煙が出るとびっくりしますよね。
エンジンルームからの煙に多いのはオーバーヒートした時に出る場合があるんですよ。
しかも煙が出るってことは、冷却水がすでにもれてエンジンに冷却水がかかってしまっているからです。
この場合どうしたらいいんでしょうか。
- まず落ち着いて広い路肩があればBMWを寄せて、警告が出てないかメーターパネルを確認しましょう
- エンジンルームは開けないようにしてください(沸騰した冷却水を浴びないようにするためですね)
- 煙が出ていますから、「まずはエンジンをOFF」にします(オーバーヒートとは限らず他の故障もあるので)
ひとまず上の3個書いた項目を、気が動転しているとおもいますがひとつひとつやってみてください。
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オーバーヒートなのかメーターパネルを確認しましょう
運転席前方に見えるメーターパネルを見ていただけますでしょうか。
そしてエンジンをかけていただき、何かしら赤もしくはオレンジに光ったランプはあるか確認してみてください。
ランプが確認できたらエンジンを切ってくださいね。
その点灯したランプは下に載せた写真にありますでしょうか。
1 冷却水のランプ画像
2 エンジン警告ランプ画像
上の画像はオーバーヒートの時に点灯する確率のある写真になります。
順に説明ますので確認してあなたのBMWのメーターパネルと見比べてください。
冷却水警告灯ランプ
まず冷却水の画像の場合ですが、冷却水の量が少ない状態の時に点灯しもしくは今回の説明にあるオーバーヒートの状態です。
- エンジンルームがとても高温になっています
- 水漏れが原因でオーバーヒートになっている
- エンジン内部の影響でオーバーヒートになっている
上記3項目が理由でランプが点灯していると判断できます。
特に多い故障は水漏れによって警告ランプが点灯することがあります。
劣化が進行して、例えばラジエターのホースが切れてしまい冷却水が漏れ警告ランプがついてしまうのです。
エンジン警告ランプ
エンジン警告ランプが同時に点灯することがありますのでお伝えしますね。
オーバーヒートした場合、エンジンの警告ランプがつく理由は、エンジンが高温になるので突発的に点灯することが稀にあります。
故障の可能性のある部品
- エンジンの酸素濃度を計っているセンサーが実際に故障している
- エンジン回転数を見ているセンサーが熱によって故障してしまった
- エンジンを始動させることに使う点火コイルが冷却水で濡れてしまいエンジンの調子が悪い
故障した時の症状一例
- 急にエンジンの回転数が上がったり下がったりします
- アクセルを踏んでいるが、なかなか回転数があがらずにスピードがのってこない
- いつもと違って力がない感じがする
エンジンの警告ランプがつく時は上のような故障や症状がでます。
オーバーヒートが起きたことにより、さまざまな故障が併発することもあります。
オーバーヒートの原因は、水漏れが多いので早期発見することがBMWを痛めないコツになります。
冷却水を年一回交換するだけで予防できる
冷却水を一年に一回交換するだけで大幅にオーバーヒートが少なくなります。
冷却水も月日がたつと劣化し、エンジン部品の特にゴム製品が硬くなって水漏れを起こします。
例をあげますと、エンジンを冷やす役割をするラジエターについてるホースが硬くなってしまい破裂したりします。
その他にも強制的に冷却水を循環させる、「ウォータポンプ」という部品もゴムが使われていて水漏れを起こしやすくなるのです。
冷却水は腐食を防止する役割もあるので、ぜひ定期的に交換してエンジンを長持ちさせましょう。
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水漏れが原因のオーバーヒートしたBMWのまとめ
最後になりますが簡単におさらいしますね。
- まず落ち着いて広い路肩があればBMWを寄せて、警告が出てないかメーターパネルを確認しましょう
- エンジンルームは開けないようにしてください(沸騰した冷却水を浴びないようにするためですね)
- 煙が出ていますから、「まずはエンジンをOFF」にします(オーバーヒートとは限らず他の故障もあるので)
まず上の3つの流れにそって安全を確保しましょう。
故障は必ずといっていいほど出先が多いので、まずは慌てずに対応をしてください。
オーバーヒートの時は、レッカーサービスを呼んでいただき修理依頼するようにしてください。