BMWで多い勘違いについてお答えしますね。
あなたは、エンジンのかけ始めにエンジンの警告灯で「オレンジ色」に光っているので故障しているのでは…
エンジンがかかってしまうと、オレンジ色の警告灯は消えてる…?
という疑問をお持ちではありませんか。
回答は、「全く正常です」が私からの答えです。
簡単に説明していきますので、ざっと見ていってくださいね。
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エンジン警告灯のオレンジ色ランプの意味
エンジンの警告灯などは、簡潔にいいますとあなたにBMWの不具合を知らせるランプなんですね。
警告灯はエンジンのマークの他には、ブレーキ警告灯や充電器(オルターネーター)オートマチック警告灯、マフラーの温度を検知する排気温度警告など、とても多くなりました。
その都度見て確認すると大変です。
新しい車種ですと、運転席と助手席の間にあるオンボードで言葉で知らせてくれるシステムもあるのでとても便利になっています。
それではエンジンのオレンジ色警告灯の説明をしていきますね。
エンジンかける前のオレンジ色の警告灯
エンジンのオレンジ色のランプは、マークでおわかりのようにドライバーに警告しているんです。ただそれだけです。笑
エンジンをかける1段目、キーを「カチカチ」と2段目の位置はエンジンをかけるときの計器類の準備と思ってください。
そして、もう1段階回すとエンジンがかかるはずです。
目の前のメーターパネルを見てみると、どうですか…オレンジ色の警告灯は消えていませんでしょうか。
この状態こそが「正常」なエンジン始動後のBMWなんです。
少し安心しましたか。
車種によって違いますが、キーを2段目にしてしばらく放っておくとオレンジの警告灯は消灯するはずですよ。
一度確認してみてください。
その他にある警告灯ランプの意味
他にも警告ランプがありますよね。
例えば、バッテリーマークのあれはチャージランプといって充電系統に以上がある時に点灯する赤い警告灯です。
色の変化にも注目してください。
赤い警告灯 | 赤い警告灯はすぐにでも販売店に持ち込みしてくださいという意味です。 |
オレンジ色の警告灯 | オレンジ色の警告灯は注意を意味します。 |
ナビの白い文字の意味 | ナビの白い文字で出る内容は今後このようになることをドライバーにお知らせしています。 |
症状によって警告ランプが消灯する場合もある
警告ランプが疑問に思ったBMWのドライバーの方からの投稿をご紹介しますのでご覧になってください。
BMWのエンジン警告灯についてですが先月…
加速時のパワーダウンで明らかに点火系だと思いプラグとイグニションコイルを自分で取り替えました。
エンジンの状態は良くなったのですが、警告灯は消えません。しかし、その9日後に常時点灯していたチェックランプは消えていて、その後一切つきません。
ネット上で投稿されている方たちはOBDを使わないと消えないとおっしゃっていますが、普段あまりのらないので、不良個所を直してから、ある程度距離を走ると消えるのでしょうか
出典元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail
このような内容でご質問をした方がいましたので、実際にみてないので参考としてお答えしますね。
上記の場合は、ご質問者の推測通り点火系の不具合が原因で起こった症状に間違いないです。
そしてプラグとイグニッションコイルを交換して症状が収まったとあります。
原因はイグニッションコイルのリークでしょう。(リークとは、電極が途中で逃げてしまっている状態を意味しています。)
そして肝心な警告ランプ(エンジンチェックランプ)が消えたとあります。
実際に、警告ランプが点灯した原因を突き止めて直すと警告ランプは消えることがあります。
これは、エンジンを見ているコンピューターが直ったことを検知して補正修復しているので消えることがあります。
しかし、部品や使用している場所(ミッション内部部品や精密機器類)によって全く消えないこともありますので、参考程度としてとらえてくださいね。
通常は専用テスターで消去や初期化が必要
普通は故障してメーターパネル内の警告灯がついてしまった時は、必ずテスターで診断後消去が必要です。
部品によって違いますが、交換してから車両の情報を読み込ませないと部品が機能しない種類もあります。
いわゆる、あなたも知っています業界では「コーディング」をしないといけないのが最近の傾向です。
コーディングという作業内容をザッと説明
コーディングとは、個別に供給された部品をメーカー専用診断機を使って専用識別番号を書き込む作業をいうんです。
- 車台番号や専用識別番号を部品に書き込みしないと機能しないのでコーディングが必要。
- 通常の工場では書き込みしないといけない部品の供給はしてくれません(ディーラーのみ販売できます)
- 書き込む内容が多い場合は、半日以上かかることもありますのでリスクも背負わないといけません。
故障した時の症状や発生した経緯を、正しく車両を持ち込む工場に伝えることも必要になってきます。
なぜなら、車両を持っていった工場がコーディングに対応してなかったら二度手間になるからです。
電話連絡であいまいな対応をしてくる工場は控えた方が賢明でしょうね。
例えば…
- やってみてみないと分からないですね…としか言わない工場担当者。
- 一度見させていただいてから考えましょうか…あきらかに見る前から見れないことがわかっている。
- 見てないのでなんとも言えないですね…はじめから、仕事を断りたい。やったことがないから自信のない担当者。
こんな感じの対応の場合は要注意ですので、電話応対時によく見極めてくださいね。
BMWのエンジン警告灯がオレンジに点灯したら消える:まとめ
BMWのエンジン警告灯は故障した部品を修理した場合消えることがわかりました。
しかし部品や機械によって全く消えないことがありますので参考にしてくださいね。
オレンジ色の警告灯や赤い警告灯も点灯しますので、状況に合った修理をすれば無駄な時間を使わなくて済みますね。