突然点灯するエンジン警告灯。
様々な要因がありますが、なにかしら異常を知らせるランプですので見逃さないでください。
- オレンジ色のエンジン警告灯が昨日から点灯しているな…
- エンジンかけ始めにエンジンがブスブスいって時間が経つと回転が落ち着く…
という疑問にお答えします。
今回の記事内容はこちらになります
- ベンツのエンジン警告灯はなぜつくのか
- エンジンマークの警告灯センサー5選
- ファンベルトが切れるとバッテリーマークが点灯
どうぞご覧ください
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ベンツのエンジン警告灯はなぜつくのか
ベンツのエンジン警告灯とはエンジンの一部もしくは複数にわたってセンサーが故障している。
または各センサーの信号が、基準値からあきらかに外れている場合にかならず点灯するようにできています。
エンジンには100を優に超える部品やセンサー類があります。
警告灯が点灯するのは、主にコンピューターとつながっている部品が対象となります。
エンジンマークの警告灯センサー系統5選
こちらのマークがエンジンチェックランプですね。
上記のマークがあなたのベンツに出ていませんでしょうか。オーソドックスなチェックランプですが、意味がきちんとあるんです。
チェックランプはエンジン系が故障すると点灯し、圧倒的に多い故障が「点火系」になります。
スパークプラグで点灯
- スパークプラグ
- ハイテンションコードやサプレッサー、キャップなど
- イグニッションコイル、ダイレクトイグニッションコイル
- ダイレクトイグニッションコイルにつながってる配線(熱によりボロボロになります)
排気ガスセンサーで点灯
- ラムダセンサー(O2センサー)で点灯することもあります
- ラムダセンサー(O2センサー)の劣化による寿命ですね。もしくは配線ショートによる点灯もあります。
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エアマスセンサーによる点灯
- エアマスセンサーというエンジンの酸素を取り込む空気量を測定しているセンサーです。
- ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか、そうあのエアマスです。
- エアマスが故障してしまうと、オートマチックトランスミッションにも影響が及びます。
症状
オートマチックトランスミッションの変速タイミングが遅くなったり、変速しなくなったりします。
回転が上がりっぱなしになって下がらない、走り出しがもたもたして中々走らないなどあるので分かりやすいです。
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水温センサーによる点灯
- 冷間時や温間時のエンジン温度を常に管理している水温センサーでもつきます。
- 特に冷えている時、エンジン回転数が上がらずブスブスいって調子が悪いことがある場合、水温センサーが怪しいです。
エアー漏れによる点灯
- エアー漏れとは、ゴムホースが劣化して裂け2次的な空気がエンジン内に入ってしまいエンジン不調になる現象です。
ベンツはこの二次的なエアー混入が非常に多いことが挙げられます。 - 細いゴムホースが無数に張り巡らされていますが、エンジン熱で必ず切れます。
- 診断には、部品を多く外す場合はあるので多少時間がかかりますかね。
診断するポイント
市販されているCRC556をエンジンルームのシューシュー音がしている場所に噴霧すると、エンジン回転数が上がったり下がったりすることがあるので、一つの判断材料になりますので要チェックですよ。
ファンベルトが切れるとバッテリーマークが点灯
ファンベルトの場合
ファンベルトは充電器(オルタネーター)を駆動しているのでバッテリーランプがつくんですね。
ファンベルトが切れると一斉にメーターパネルの警告灯がつきます。
ランプというランプが全部点灯してしまうんです。一瞬ビックリしますが、慌てないでくださいね。
パワーステアリングがファンベルトで駆動して場合、ハンドルも重くなってしまいますので注意が必要です。
判断する方法があります
注意して頂きたいこと
- ファンベルトが切れた状態で走ると必ずオーバーヒートするので、走行はせずにJAFを呼ぶようにしてください。
- 無理して走ってしまうと、エンジン内まで影響して最悪エンジンを交換しないといけなくなってしまいます。
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ベンツのエンジン不調に関していかがでしたでしょうか。
まだたくさんの故障事例がありますが、エンジン警告灯がつく事例を紹介してきました。
ベンツはエンジン熱にとても弱くできていますので日頃のメンテナンスは欠かせません。
新車の販売店や、一度来店したショップからの点検整備のはがきをもう一度見返してみてはいかがでしょうか。