駐車場の地面に赤いオイルが漏れていた事はないでしょうか。
赤いオイルは主に、オートマチックトランスミッションで使われているケースが多いです。
エンジンオイルは黒色か交換したばかりであれば飴色をしていますので判別つきやすいです。
漏れにも色や粘度によって簡単に見極めができます。
現在そのような事に直面している方に説明していきますのでどうぞご覧ください。
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BMWの赤いオイルはどこに使われている?
BMWのオートマチックで使われています。
赤いオイルの正体は、オートマチックオイルで赤色をしているのがとても多いですかね。
なかには飴色をしているオートマチックオイルも使われていますが、8割方赤いオートマチックオイルです。
オートマチックの位置は、どこにあるのかと言いますとちょうど運転席と助手席の間あたりに位置します。
もしその位置に赤いオイルが漏れている形跡があれば、オートマチックからの漏れと断定できます。
オートマチックオイルがよく漏れる部品
オートマチックも構成されている部品が非常に多く、エンジンがついている前方から車体の真ん中付近までホースなどで繋がってます。
その一点一点からの部品から漏れることが多いです。
- オートマチックのオイルパン
- オイルのホースからの漏れ
- オートマチックスリーブカプラ
- 稀にラジエターからの漏れ(オイルクーラー車両)
上記の漏れが箇所が比較的多い名称です。
代表的な物を2つ選び説明していきますね。
オートマチックのオイルパンとは
オイルを溜めておく役割をもつ部品で「オイルパン」と言う部品がよく漏れます。
昔と違いパッキンや異物を除去するフィルターまで、初めから付いているようになりました。
パーツ代は35000円位からの設定で若干高めですが、付属部品が付いていますので安い部類に入ります。
オートマチックオイルパンからの漏れ
よく漏れる部品は、オイルパン本体からの漏れが多いです。
上記画像は、E91系のオートマチックオイルパンの新品パーツで、素材は耐熱加工してあるプラスチック製なんですよ。
オートマチックオイルパンのどこから漏れるのかは、意外なんですが本体の後ろ側から漏れることが多いんです。
構造上の問題なのかは不明ですが、何十台と見ても多いのがオイルパンなんです。
オートマチックスリーブカプラからの漏れ
オートマチックスリーブカプラとはなんでしょうか。
オートマチックも今や全て電子制御されてきました。オートマチックの中にコンピュータが入るようになったんです。
そのコンピュータを動かすための配線をまとめてオートマチック内部に入れるための部品です。
素材はこれもプラスチック製で出来ています。
もうお分かりですね、プラスチックも経年劣化してくると寸法が狂い歪みが生じてオイルが漏れ出してきます。
主に配線スリーブカプラとパッキンを交換してあげるとオイル漏れが止まります。
オートマチックのオイル交換はしないでいい?
メーカーサイドの説明では、オートマチックオイルは無交換をうたっていますが、やはりオイルは劣化しますので交換した方が良いです。
最近使用されているオイル類の交換サイクルが伸びているのはご存知でしょうか。
BMWのエンジンオイルは25000kmまで推奨していますよね。
しかしそう考えると10万kmまで4回程しか交換しないことになります。
とても信じられないですが、それくらいオイルの品質が良くなったという事です。
幾度とエンジン内部を開けて見ますが酷いことになっているエンジンを度々見てきました。
オイルのカスが凄いのです、こびり付いて。
そのまま鵜呑みに25000kmを守った結果だと思いますね。
そうならないない為にもオートマオイルも同じことが言えます。
いままでの値から、オートマオイルは5万㎞毎の交換が望ましいです。
BMWの赤いオイルが下に漏れてませんか:まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回説明してきたオートマチックオイルや関連部品に限っては、将来的に必ず交換もしくは修理が必要になってきます。
私の個人的な意見ですが、大事に至らないように予防整備をオススメします。
追伸
予防整備とは、故障する前に壊れると予測して早目に部品を交換をすることです。
ちょっと強引じゃないのか、と思いますが今まで見てきた経験を元にお伝えしています。
不測の事態を回避するためにも、ぜひ検討していただければ幸いです。