タイヤ交換するときって意外と気を使うんですよね…
何に気を使うかっていうと、
タイヤとアルミホイールの境目のビートっていう場所を傷つけないようにすることなんです。
ビートを傷つけたまま
アルミホイールを組み付けるとタイヤの空気が抜けることがあります。
分かりづらいと思うんで画像を使って説明しますね。
上の画像がビートです。
では簡単に説明していきますのでどうぞご覧ください。
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タイヤがパンクする原因の種類
ではパンクする原因を
三種類あげてみましたので参考にしてくださいね。
今回のビートが原因で空気が抜けてしまうのは、
1番の「タイヤ交換してからしばらくすると空気が抜けてしまう」を見ていきます。
- タイヤ交換してからしばらくして空気が抜けてしまう
- 異物(釘やネジ、鋭利な金属など)を踏んでパンクする
- タイヤを縁石にぶつけて空気が抜ける
タイヤ交換してからしばらくすると空気が抜けてしまう
タイヤ交換してから釘などを踏んでないのに、
空気が抜けてしまうことがある時はもしかするとビートが傷ついている場合があります。
このビートという場所は交換してからだと全く見えません。
タイヤ交換するには、機械を使います。
上のような工具で、
タイヤチェンジャーという交換する際、担当メカニックがなるべく疲労しないようにするためです。
このタイヤチェンジャーは、
とても簡単に硬いタイヤを替えることができますが、注意も必要なんですね。
タイヤチェンジャーは圧縮した空気と電源を使っているため、
機械任せで無理にはめようとするとタイヤ自体がきれてしまうことがあります。
無理にはめてないようでも注意
ですが普通にタイヤを交換しているようでも知らずのうちにビートを傷つけていることがあるんです…
実際私もタイヤ交換を意気揚々と交換していた時の事です。
あなたもご存知のかっこいいタイヤ、そう50とか45とかいう扁平率のタイヤです。
実は、この235/45-18というタイヤなんですが交換する時にとても気を使い、なおかつとても力を使うんです…
交換し終わってから数日経った時に電話連絡を受けたんです。
数時間が経ちお客様が来店になりました。
まずやることといえば、交換したタイヤの空気圧のチェックをしました。
交換したタイヤの一本が空気が全く足りない状態でした…
計ってみたらタイヤ圧が0.9kgしかありませんでした。
通常、タイヤ圧といえば2.3kgが標準なんですね。
それが0.9kgは異常としか言いようがありませんでした。
私の作業ミスがあきらかです。
空気が抜けたタイヤを車体から取り外し、タイヤがどっぷり浸かる舟に標準的なタイヤ圧にして入れてみると…
今回のテーマになっている、タイヤのビートからポコポコと空気が漏れているのを確認しました。
そうなんです、一度タイヤのビートから空気が漏れていると修理が効かないのです。
原因は…
タイヤ交換作業中、ビート部に傷をつけてしまった事が要因だったのです
簡単にいうと
「タイヤ自体が硬くできていて、密着するビート部が切れやすい」
という事なんです。
お客様には、全面的に謝罪し新しいタイヤを取り寄せてしっかり交換し対応した経験があります。
BMWのタイヤが頻繁に空気が減る|抜ける原因は交換したタイヤのビート:まとめ
タイヤには、強い場所そして弱い場所が存在します。
タイヤ交換する場合には、そのあたりの知識や経験も踏まえて一度確認することも大事です。
今では、交換する設備で非常に簡単に交換できますが注意も必要になります。
BMWに最近多く装着されている、ランフラットタイヤも非常に硬い部類に入りパンクしないといわれています。
ですが、その反面交換する時のタイヤ代が高いこともネックになってきています。
BMWのランフラットタイヤをやめる時の対策とメリットを説明という記事で、ランフラットタイヤは高いからノーマルに戻す時の注意事項やノーマルタイヤにするメリットを書いてますので、どうぞご覧になってください。