BMWエンジン

BMWは1度の水漏れでエンジンが故障する?ラジエター交換が多い理由を説明します!

2019年6月5日

https://kumamoto-sanpo.com

あなたのBMWはいま水漏れは生じてないでしょうか。

水漏れした状態を知りながら、5kmや10kmと走ってしまうとどうなるかご存知でしょうか…

  • エンジン内部に、思いもよらないひずみが生じてしまい、なんとエンジン交換になってしまった…
  • 大丈夫だろう…と走らせていたら、突然エンジンルームから真っ白い煙が出てきてエンジンが止まってしまった。

上記のようなことになると完璧にエンジンが損傷しています。

業界用語で、「エンジンヘッドがひずんでる」といってオーバーヒートでエンジン内部が曲がってしまうことなんです。

エンジンを壊さないために、水漏れで故障率が多いラジエターの話を説明しますのでどうぞご覧ください。

-PR-




BMWで使われているラジエターは消耗品と認識しよう

BMWで使われているラジエターは消耗品と認識しよう

BMWにはエンジン本体の温度を冷やす為にラジエターと言う冷却装置がついています。

取り付けてある場所は、前のヘッドライトを挟んだ奥についているんです。

単純に走ると風が一番当たりやすい位置だからですね。

ラジエターは常に過酷な環境下に置かれています。

冷却水は、エンジンから流れてくる時の温度が90度から100度くらいまで熱せられてラジエターに入ってきます。

ラジエター冷却水温度が下がる原理

  1. ラジエター冷却水は、上部のホースからウォーターポンプで強制的に送られて入ってきます
  2. ラジエターの中間層のラジエターコア(ギザギザの網目メッシュ部分です)と言う所を通ります(風が当たると冷却水が冷える原理です)
  3. 最終的にラジエターの一番下までくると冷却水は、入ってきた温度と比べると10度くらい差があります

このサイクルをBMWは繰り返し行われています。

ラジエターは消耗品

ラジエターは消耗品と考えた方がいいですね。

そして早いと5年で冷却水漏れする個体もあるくらいです。

ラジエターに冷却水の予備タンクが装着してあるタイプは、破裂した部品もたくさん見てきています。

しかも、いきなり壊れますのでタチが悪い…

サブタンク(予備タンク)は必ずといっていいほど亀裂が入って漏れますので、予防整備を特にオススメします。

BMWの予防整備

予防整備とは、故障する前に壊れると予測して早目に部品を交換をすることです。

ちょっと強引じゃないのか、と思いますが今まで見てきた経験を元にお伝えしています。

不測の事態を回避するためにも、ぜひ検討していただければ幸いです。

BMWのラジエター液がよく漏れる場所の説明

ラジエターから冷却水が、よく漏れる場所をお伝えします。

漏れ箇所は、BMWの場合ですと個体差はありますが、ラジエターのフィンの部分、あと上部や下部のつなぎ目から漏れる事がとても多いんです。

BMWのラジエター冷却水漏れの場所

下記の画像がBMWで使用されているラジエターの実際の漏れている箇所を拡大した画像です。

うすく緑色がかった模様が冷却水漏れしていた所ですが、この場所が「ラジエターコア」という部品名です。

BMWのラジエター冷却水漏れの場所

なぜ漏れるかと言いますと、経年劣化が大きな原因です。

最近のBMWに使われているラジエターがアルミニウム素材の含有量が多く作られていて、亀裂が入るのがとても早いように感じます。

もうこうなると、ラジエター本体は修理がききませんので残念ですが交換するしか方法はないんです。

いまでもラジエター専門で修理する業者は存在しますが、時代の流れで修理できる車もなくなり今後ラジエター修理できる所がなくなってくるでしょうね。

ラジエターにオートマチックのオイルクーラーが搭載

ラジエターにオートマチックのオイルクーラーがついてる

こちらは別体タイプのオートマオイルクーラーです

ラジエターにはオートマチックのオイルクーラーがついているタイプが多いんです。

オイルクーラーとは、オートマチックのオイルを冷やす役割があります。

オートマチックのオイルも高温になりますので冷やさないといけません。

オイルを冷やすことによって動きやすくする為なんです。

ついている場所は、昔のBMWはラジエターのなかに取り付けられていて、通常は見る事ができませんが、きちんと役目を果たしているんですよ。

最近は上記画像のようなタイプに変換されて、冷却効率が格段に増してきています。

オーチマチックオイルの温度管理

オートマチックオイルもかなり高温になるんです。

湯のみ茶碗にお茶を注ぎますよね、まさにその温度くらいになります。

温度にすると約90度近くになるので、冷やさないとオートマチックも熱ダレしてまうので、オイルクーラーで温度を下げます。

BMWのラジエター交換の金額を概算でお伝えします

BMWのラジエター交換をする時の値段が気になりますよね。

前述で説明したように、ラジエターの素材がアルミニウムになったと申し上げましたね。

アルミニウムになってからはラジエター本体がとても高くなりました。

F30ラジエター参考価格

  • ラジエター単体で、72100円/税抜になります。
  • F30はラジエターに構造の一部にプラスチック素材が使われていますので、全部アルミで作られているラジエターよりは安くなっています。

ラジエター交換と一緒に交換していただきたいのがこちらです

  • ラジエターアッパーホース
  • ラジエターロアホース
  • ラジエターサブタンク(予備タンク)
  • ラジエターキャップ

上記4点を同時交換しておいたら安心です。

必ず交換する時がきますし、同時交換がBMWの場合はおすすめです。

BMWのラジエター:まとめ

今回はラジエターから水漏れでオーバーヒートに至ることをご説明してきました。

ラジエターの役割や交換する時には、ラジエターアッパーホースやロアホースなども同時交換した方がいい事もわかりました。

将来的に交換する時は、ぜひ思い出していただけたらうれしいです。

PR

追伸

-PR-

詳しくは上の画像をタップして確認できます

現在あなたが所有しているお車に故障や不具合をお持ちならざっと読みすすめてみてください。

修理箇所を選択できるお見積もりをご提案する「 ブーヴラボ 」という整備工場をご紹介します。

思考を変え、いつも持っていく工場以外で直すことを一度検討してみてください。

あなたの不満や悩み欲求に応えてくれる整備工場が理想ですよね。

修理を出すたびに不愉快な思いをしているのであれば違う工場で比較してみるのも解決策です。

  • 修理にだした時、必ずといっていいほどこちらの思い通りにことが進まない…
  • ディーラー以外の工場で予算に合わせた方法で直したいと思ったことがある
  • 毎回余計な事をやられるから、今出している工場に見切りをつけたい
  • やっとおきました、って勝手に作業をされてしかも請求が高額
  • こちらの要望を聞き入れてくれる工場を探してる

上記のような悩みや要望がお持ちなら一度ブーヴラボにご相談してみてください。

ブーヴラボは、外車に特化した整備工場のネットワークです。

外車専門ならではの設備やスキルを共有しているのでオススメ。

無料見積もりができ、連絡はメールフォーム土日祝日対応の電話でも受付可能です。

※メールフォームは24時間対応、電話連絡可能時間10:00〜19:00です

全国対応であなたのお住まいの近くに加盟店があるか調べてみるのもいいかもしれません。

詳細はこちらからご覧になれます全国で200社の工場が対応しベンツやBMW専門の【ブーヴラボ】

-BMWエンジン
-