さんぽです、この業界でお世話になり32年になります。
『主に外車ベンツBMWなどを扱う販売店を含めた工場を、18年経営してきたリアルな実体験と実例をお送りしてます』
さて今日はBMWのハンドルが突然重くなることがあるかも知れません。
あなたのBMWは、点検や車検をシッカリしたお店で受けられていますでしょうか。
突然握っていてたハンドルが重くなったらとても恐怖を覚えると思います。
これはよくある「ファンベルト切れ」によるバッテリーランプが点灯してパワーステアリングが全く効かなくなる現象の1つです。
なぜそうなってしまうのか、原因を探っていきますのでご一緒にどうぞ。
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バッテリーランプが点灯して壊れる所は
バッテリーランプが点灯する原因は、大きく分けて3つ位です。
- ファンベルトが劣化老朽化して切れる
- 充電器(オルターネーター)が壊れる
- バッテリー単体の容量不足
だいたいこの3つが故障する所です。
バッテリーランプの点灯する原因は
ファンベルトが切れる原因は、点検や車検をした際に、分解をともなった整備を省いたために、見落としてしまう事が多いです。
あなたはユーザー代行車検やガソリンスタンドで行なっている、車検を利用してませんか。
正直に申し上げて、「危険」です。
いちばんやってはいけない事です。
BMWは、専門の知識を持った工場でないと整備できません。
ハッキリ言ってしまうと、国産と外車の修理や方法が全く違うのです…
専門のショップやディーラーさんで修理するとそれなりの金額が請求されませんでしょうか。
それは専門知識や専用工具を使っているからこそのご請求金額なんです。
私が経験した中では、スタンドで外車の修理を受け付けて、私の外車の工場に常に搬入して頂いたスタンドがありました。
それは受け付けた外車の仕事を、外注作業という形で回す方法です。
このスタンスを取れば良いのですが、外注を入れずに単純にスタンドで済ませてしまう。
この方法がいちばんやってはいけない作業です。
BMWの点検や修理は専門ショップやディーラーさんに、おまかせする事をオススメします。
バッテリーランプでハンドルが重くなる
これは、エンジンルームを開ければすぐに分かる点検方法です。
エンジンルーム前の方のベルトが切れていないか、を目視で確認して頂ければ一目瞭然ですのでみてください。
ファンベルトが切れていれば、パワーステアリングのポンプが回せなくなり、全くパワーステアリングが機能せず重くなってしまうのです。
こうなると危険にさらされますので、出来るだけ近くの路肩に、力一杯ハンドル操作をして停止させましょう。
その後すみやかにロードサービスに連絡して外車のショップに搬入する段取りをとりましょう。
ハンドルが重くなるF10:まとめ
今回はバッテリーランプがついてしまって、ハンドルも重くなる内容をお伝えしました。
BMWの点検、車検、修理は専門ショップやディーラーさんで必ず見ていただくようにしてください。
遠回りしますと必ず余計な出費がかさむ事がありますので、的確な判断で最善な修理を心がけていきたいものです。