運転中にタイヤのパンクをした経験はありますでしょうか。
意外とパンクって無いんですよね、でも道に釘や細い針金が落ちていることって結構あります。
建築関係のトラックの荷台からの落下や廃材を運ぶ車両から落ちるとか、よくあることなんですね。
JAFやレッカーサービスを呼ぶ事が非常に多いのではないでしょうか。時間がないときに限ってパンクってあります。
半数の方はご自分で交換はできないのでは無いでしょうか。車を持ち上げるジャッキが無い…工具はどこ…
パンクの時に困らないようにするため簡単に説明しますのでちょっと見ていってください。簡単ですから。
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ベンツのパンク修理の順序
まずはパンクしたという事を気づくようにしましょう。
このパンクした事ってとても分かりづらいのでぜひ覚えておいてくださいね。
パンクした時の車の変化
パンクした時って意外とベンツの車体に振動が伝わり始めます。
電車の線路の分岐を渡るイメージをしていただくと良いと思います。その振動が車体に伝わってきます。
前輪のタイヤがパンクすると、車体と同時にハンドルにも伝わってきますのでわかりやすいですよ。
ハンドルが左右に振られるイメージです。小刻みにフラフラしてきてポコポコと音もしだします。
その音自体がパンクしたタイミングなんです。
釘や異物がタイヤに刺さったまま走っていると、「カチカチ、コトコト」って言う音が必ず出ています。
運転席の窓を少し開けて走っていると分かりやすいです。
ベンツのパンク修理方法
始めにジャッキを探してみましょう。
ジャッキは概ねトランクスペースにありますので確認してみてください。
荷物を沢山積まれる方は、ちょっと面倒くさいですが半分くらい荷物を下ろして、トランクマットをめくるとジャッキがあります。
ジャッキとジャッキ棒とレンチを出しましょう。
たった3点だけあればスペアタイヤに交換できます、簡単ですよね。
スペアタイヤの確認
先程のトランクマットの下にスペアタイヤが隠れていますので、交換するので外に出しておきましょう。
出す際はスペアタイヤが遊ばないようにロックされている蝶ネジで固定してあるので、蝶ネジを左に回すと外れますのでチャレンジしてみましょう。
あとは蝶ネジを外したらスペアタイヤを下ろすだけです。
ジャッキを車体にはめて上げる

今度はジャッキを車体に取りつけです。ちょうど画像の位置付近を目指してジャッキを地面に置いておきます。
取り付けとは、ジャッキポイントというジャッキをどこに「あてるか」という表現になります。
上の画像のように上げるイメージを描いておきましょう。
ベンツは上記の画像とほぼ同じ形の硬いプラスチック状の塊がありますので、そこにジャッキを当てます。
丸い形、長方形の形もありますので下廻りをよく見渡してくださいね。必ずありますので。
スペアタイヤの交換順序
1,ジャッキをプラスチック状の所にあてがい、ジャッキの回す棒を右に回転させると車体が上がっていきます。
その前にトランクマットの下にあったレンチを使ってタイヤを取り付けている銀色のナットを緩めてください。
同じく左回しで力強く回してもらうと緩みます。そしてついてる銀色のナットを全て緩めてください。
まだ取り外すのではなく、2回転くらい緩めます。取り外してしまうとタイヤが脱輪してしまうので、この段階では緩めるだけです。
2,そしてジャッキをタイヤが地面から離れるまで上げていき、完全に地面から離れたら先程のナットを外してOKです。
そうすると、もうタイヤは外せますのでタイヤを外してください。引っ張ることでタイヤは取れます。
3、はじめにトランクマットの下から取り出したスペアタイヤを取り付けてください。
取り付けたら、外した銀色のナットを手で右にまわしながらはめてください。
ポイントはタイヤを向こう側に押しながらナットを最後まで手で締め込んでいけば大丈夫です。
仮止めで、はめますのでレンチを使って右方向に少し力を入れて締め込んで仮止めはOKです。
4,あとは、ジャッキを左回しに緩めていって車体を最後まで下ろします。
レンチを使って最後は力強く右方向に締めてスペアタイヤの取付完了です。
パンク修理:まとめ
パンク修理に伴うスペアタイヤの交換はいかがでしたでしょうか。
タイヤがパンクしたからって焦らなくても大丈夫ですよ。
一度タイヤ交換していただくと要領がわかってきますので、いざという時にお役立ていただければうれしいです。
ちなみに、スペアタイヤでの長い走行は禁物ですので速やかにパンクしたタイヤを修理か交換してください。