自動車の国産を経て外車整備も含めて
31年経験してきました「さんぽ」です。それでは はじめていきますね。
まず始めにユーザー車検を行ってどのようなメリットがあるのか、と言うことを今回説明します。
BMWを少しでも安く車検を通したいと思いますよね。
個人的にはとってもいい事だと思います。
BMWを乗ってるユーザーであれば、3、4万円も安くなるなら有給1日使ってもチャレンジするべきだと思うんです。
高級な夜ご飯代になりますからね、もしくは旅行も夫婦で行けてしまいます。
でなくても地方の陸運支局には一般の方が冷や汗をかきながら車検ラインを通してますからね。
そしてラインにいる検査官が優しいんですよね、これまた。超絶ユーザー車検はやるべきです。
ちょっと長くなりましたが、ユーザー車検で安く仕上げる方法を解説していきますのでどうぞ見ていってください。
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ユーザー車検が格安な理由は手間賃無しと後整備が理由です
車検にもさまざまな方法がありますが、BMWもユーザー車検と呼ばれるものがひそかにはやっています。
これはいったい普通の車検と何が違うかといえば、業者に任せず自分で陸運支局に持っていき車検に合格させる方法なんです。
なぜこの方法が注目されているかといえば、中間マージンが全くかかららずに済んでしまうからですね。
ユーザー車検は整備こそしませんが、工賃がかからない分激安で車検を通すことができます。
基本的に、乗用車に関して言えば車検を行う場合には10万円前後のお金がかかる場合があります。
このうちの半分は、国に納めるお金になります。例えば、収入印紙や重量税がこれにあたりますが、自賠責保険も諸費用の一部です。
これは、どこで車検を行っても同じように納めなければなりません。
このように考えると、場所を選んでもあまり意味がない気がしますね。
果たして整備工場の行方はどうなることやら…
工場の車検基本料について
ところが、車検にかかる費用の残りの半分は、業者「ディーラーや整備工場」に支払うお金になります。
例えば、ディーラーと町の自動車整備工場そしてガソリンスタンドでそれぞれ車検が行われていますが、料金が違うのは業者がもらう工賃が違うという事なんです。(すべて利益ですね)
車検基本料金の内訳
- ディーラーだと、は29800円くらいはかかってしまします。
- 民間整備工場だと、車検基本料金は19800円くらいが平均です。
- その他に、車検代行料で10000円、ショートパーツ1500円、検査ライン料5000円を支払わないといけないのです。
税金は一律でも、業者に支払う料金が違うためそれぞれ料金の違いが出てきてしまうわけです。
ディーラーが比較的高いのは、それなりにしっかりとした基本的な工程を行っているからですね。
ディーラーや一般工場の工程
- エアークリーナー点検清掃
- スパークプラグ点検
- ベルト点検調整(現在はほぼ自動調整)
- 前後ブレーキ点検、サイドブレーキ調整
- 下回り点検、灯火周り点検など
またお客さんとしても、自動車を購入した販売店(ディーラーや工場併設販売店)でしっかりと点検してもらえば安心して運転することができます。
逆に、お金を可能な限りかけたくないならば、ガソリンスタンドや車検代行屋でも十分です。
ガソリンスタンドでも資格を持った整備士が行っていますので、必要最低限の範囲では自動車の状態を見てくれます。
格安で車検を通す方法もあります
では、最も費用を安くする方法はどのような方法でしょうか。
実はこれがユーザー車検になります。
ユーザー車検は、業者に依頼するわけではなく直接陸運支局に自動車を持っていくため、費用がほとんどかかりません。
当然ながら、税金関連に関しては陸運支局で行っても支払うお金はディーラーやガソリンスタンドと同じになります。
ですが、業者にかかるお金が違うため30000円から40000円ほど安くなることも決して珍しくありません。
しかしユーザー車検をした場合は、後日資格を持った工場に整備を依頼しましょうね。
整備をしないBMWは最も危険ですし、せっかく安く車検をとっても高くつきますのでね。
あとは、少しコストはかかりますが車検格安店に任せることも効率がいいです。
車検格安店とは、複数の整備工場をユーザー自ら選べて受けられる車検グループです。
こちらは、整備付きの車検ですから安心して受けられる点で、今最も使われている車検形態です。
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事前準備が大事
ただ、自分で自動車を持っていくときには、しっかりと書類をそろえていかなければならないことを忘れないようにすべきです。
書類は本来、業者の方で用意してくれますがすべて自分で用意するとなるとなかなか大変です。
それだけで丸1日かかってしまう可能性も少なくないです。
書類が足りない状態で陸運支局に行っても、車検を受け付けてくれません。
そのため、万全の態勢で書類を準備し予約を入れることで確実に車検を通すことが可能になります。
車検必要書類
- 車検証
- 重量税納付書(重量税納付書は陸運支局に無料で置いてあります)
- 車検印紙代(5ナンバー車1700円、3ナンバー車1800円)
- 継続検査申請書(マークシート方式で支局に置いてあります)
- 自動車検査票(点検記録簿)
- 自賠責保険(新しい自賠責保険と古い自賠責保険)
- 納税証明書(今は提示なし、車検直前に納付した場合は必要です)
車検予約は、国交省の自動車インターネット予約に連絡して取ることで成立します。
改造してある場合
自動車を改造している場合なども、すべて元の状態に戻しておいた方がよいです。
よくあるパターンとしては、マフラーが交換されており音量が規定をオーバーしている場合があるからです。
この場合、二度手間にならないようにノーマルマフラーに戻すようにしてくださいね。
また、ホイールを取り換えた時にフェンダーから1ミリでもはみ出していると車検に通してくれません。
そのため、問題と思っても元の状態に戻してから車検に出すことが重要です。
そして現在は、メーターパネル内の警告ランプが点灯していると車検は一切通りませんので注意してください。
もし点灯しているならば、前もってディーラーなどで修理を済ませて車検を通してください。
車検予約日や持ち込む時間
陸運支局に予約をする場合には、土曜日や日曜日は通常やっていません。
そのため、土曜日や日曜日以外に休みが取れるならばよいですが、平日に休みが取れない場合は持っていくことができないことになります。
もし会社の方で有給休暇を取ることができれば、平日に有給休暇を取らなければならないでしょう。
時間も、民間のところとは異なり夕方以降は行っていません。
受け付けは15時45分までしか行っていませんので、可能な限り早い時間帯に行き受け付けを済ませてください。
このように、いくつかハードルはありますが万全な手続きを踏めばそれほど車検に通すことは難しくありません。
BMWをユーザー車検に通す方法と整備工場の利益と諸費用:まとめ
どうだったでしょうか、ユーザー車検の話は。
なんかできそうになってきますよね。
すこし分かりづらい書類関係はありますが、全部支局の人が教えてくれます。
一般ユーザーには優しいので安心していいですよ。
3、4万円はとっても大きいのでぜひチャレンジしてみてください。
整備が必要な場合は、車検が通ってからでも大丈夫です。