自動車の国産を経て外車整備も含めて
31年経験してきました「さんぽ」です。それでは はじめていきますね。
ベンツや輸入車の車検代は高いと思っているあなた。
前回の車検代も40万円くらいかかったし、今回も同じような値段を請求されるのかな。
そう考えている方も多いと思います。
ベンツや輸入車に関しての車検整備代を、細かく紐解いていきますのでどうぞご覧ください。
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専門性のあるベンツの車検代は高い
一般的に、輸入車と国産車の車検では輸入車の方が値段が高くなっています。
例えば、一部の輸入車に関しては重量が重いという影響もあって、車種により高い自動車重量税というものが適用になったりします。
こうした、様々な観点から通常の国産車と比較すると割高になってしまう傾向が存在します。
明確な違いとしては、以下のポイントが挙げられます。
社員研修制度が割高
まず、車種別にその都度行われる研修代が高いという点です。
基本的に、海外メーカーは新しい自動車を販売すると、それに伴って研修を実施することになります。
国産車の場合は、日本国内を中心としてサービスを展開することができるため、こういった研修代金に関してもコスト削減を実現できるというメリットが存在します。
しかし、輸入車の場合は研修に関する人や整備を担当する人がきちんと知識を学んでいかなくてはいけません。
ベンツにおいては、技術が専門な事もあって通常のメカニックでは全く太刀打ちできません。
それほどスキルと経験、感も備わってないと整備が出来ないんですね。
そのため、一定のお金が必ず必要になる仕組みになっているのです。
これが、結果的に車検の金額に反映されることになります。
一部の見えない負担金
また、輸入車ではそれを販売したり貸したりするときに土地代が必要になるという大きなデメリットが存在します。
海外のメーカーは、本国で定義されている法律とは異なった観点から日本で販売を行わなくてはいけません。
簡単な点から述べると、土地に絡んだ交通に関連する法律や、それに伴う利便性などを考慮して最適な土地選びが必要になります。
海外の自動車を日本国内で展示するときには国産車と分けて考えなくてはいけませんので、そういった専用のスペースを確保するためにもお金がかかるわけです。
ですから、車検代金も結果的に高くなる傾向になります。
一番大きな負担は部品代(パーツ)
さらに、最も車検で大きなお金が必要になる要因として部品代(パーツ)が挙げられます。
海外製の自動車は、パーツも海外から取り寄せることになりますので、国内に存在しないパーツをお金をかけて輸入しなくてはいけません。
しかも、種類が少ない貴重な輸入車になるとそのパーツの仕入れにも時間がかかってしまいます。
期間としては数ヵ月以上も必要になってしまうことも珍しくありません。
俗に言う本国オーダーです。
実際に、輸入車の必要なパーツは自動車だけではなくバイクであっても高騰する傾向があります。
海外から取り寄せるパーツは限定品であることも珍しくなく、特に正規品を輸入する場合にはほぼ必ず大きなお金が必要になります。
これが、車検の料金に組み込まれていくことになるわけです。
輸入車の税金リスク
これ以外にも法律面で1つだけ知っておく必要があるのは、税金面での負担の軽減も適用されるケースがあることです。
例えば、日本の自動車にはエコカー減税が適用されることがあります。
自動車を購入するときに値段が安くなることがありますので、税金負担で総合的な価格が安くなるというメリットが存在します。
しかし、輸入車にはこうした税金面でのメリットが存在しません。
購入するときに減税が存在しませんので、結果的に整備費用が高くなってしまうというリスクが存在します。
輸入車にはこうした特徴があることから、基本的に車検を依頼するときには専門のディーラーに相談することが普通です。
ディーラーのメリット
ディーラーの大きなメリットは、こういった複雑な輸入車の事情をくみ取って、最善の状態に整備してくれることにあります。
海外からの自動車には、様々なメーカーが存在します。
当然ですが、そのメーカーに合わせた整備をしなくてはいけませんので知識がないと間違った整備を行ってしまう可能性も存在します。
この点、ディーラーは特定のメーカーに特化した整備を行ってくれますので安心感がやはりありますね。
値段に関しては確かに割高になってしまう可能性はありますが、その後の自動車の安全性は雲泥の差になります。
ですから、輸入車と国産車の違いを知っているのならば、価格は上がってもディーラーに任せた方が賢明ではないでしょうか。
ベンツの車検代5つのポイント:まとめ
ベンツや輸入車の車検代に関していかがでしたでしょうか。
車検代にも沢山の諸事情が絡んでいることが分かりましたね。
少しでもお安く済ませる場合は、持ち込み部品を多用したり複数の見積もりをとり切り詰めていくことも視野にいれていきましょう。
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