この時期や梅雨時はスタンドに行くと必ず水抜き剤いれますか?って店員が聞くけど毎回思うのが、何言ってるの?…
あれは入れる必要は全くありませんし、水など溜まりません!仮に溜まったらエンジン掛かりませんからね。
あれはスタンドの営業トークなので騙されないようにしてください。
そんなに水が溜まったらそこらじゅうにエンコしている車両が山ほど止まっているしあり得ません。
特にベンツは得体の知れない物を入れて故障の原因になりますので、ひとつ覚えておいてくださいね。
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水抜き剤って何ですか?
私も自動車業界長いですが昔からこの水抜き剤は存在しますね。
しかし、水が溜まって車がおかしくなったり、止まったり、エンジンかかんなかったりしたことは1度もありません。
そもそもこの水抜き剤とは何なんでしょうか、ちょっと調べてみますね。
水抜き剤とは、イソピロピルアルコールやメタノールを主成分とし、水分を親和させて燃料のなかにとりこむ働きをするものです。
水分とは燃料タンクの壁の 内側につく水滴のことです。
水滴によって燃料タンクが錆び、そのサビが燃料パイプにつまったりしてトラブルの原因になっていました。
最近の自動車は腐食しにくい材料を使っているので、腐食や水の混入による修理はほとんどありません。
このように詳しく説明されてるサイトがありました。
やはり、現代のベンツや車輌には全く必要のない事だというのが判明しました。
有鉛ガソリンの時代をご存知ですか?昔はガソリンの質が悪く別に添加剤を入れないといけない時代があったんです。
正にその時代であれば、水抜き剤は必要かも知れませんが、現代は必要がないんですね。
ガソリンタンクの錆メカニズム
ガソリンタンクの中にサビができるメカニズムをご存じですか?
それは単純にガソリンタンクの容量が半分に満たない、もしくは半分よりやや上くらいの容量の場合、長時間放置していると俗に言う汗をかいてしまうんですね
それを放置していると、だんだん水が酸化していきガソリンタンクの内側がどんどん錆びていきます。
1度錆が発生すると取るには大変な労力がかかります。最悪は外注の作業となり、サビをとるだけでも2万円から3万円以上する場合があります。
分かりやすいのはオートバイの燃料タンクにガソリンが半分ぐらいしか入っていない状態をしばらく放置しとくと、またたく間に錆が発生するのと全く同じです。
しかし、現代のベンツなどはタンク自体が強化プラスチックなどで作られていて、サビの発生しにくい構造になっているのが特徴です。
それと同時に軽量化も図れて、車輌的には返って好都合でスペックも増す形になります。
まとめ
技術の進歩で自動車業界は数ヶ月のスパンで新しい技術が出てまいります。
今やAIを搭載した車輌が既に発売されますます拍車がかかってきています。
新しい技術を伴った車輌を乗るのであれば、運転する側も、それなりに知っておかないといけないということではないでしょう。
改めて勉強しないといけない時代になりましたね。