整備工場の修理方法って気になりませんか。
あなたのベンツが、どのように診断されて部品交換されているかなど。
修理には診断テスターを必ず使いますし、時には目視点検だけで修理箇所を見極める事ももちろんあります。
途中には動画を使った解説もあります。
それでは診断テスターに関して、簡単ではありますがご説明していきますのでご覧ください。
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DASを使ったテスター診断のミスや誤診をしない為には
診断機ってとても優秀ですが、車両から導きだされた数値しか拾わないため、故障していない部品まで拾ってしまう事がある。
これっていうのは真面目ですが、直す側からすると、とても微妙ですね。
通常のテスター診断機の扱い方
- 車両に診断機を繋げる
- 診断車両に合わせて車両確定
- 車両全体を見るショートテスト開始
- 数分後全てのモジュール(コンピューター)のフォルトコード表示
上記が診断を進める順序になるんですが、ここで出てくるのがフォルトコードと呼ばれる故障している部品などです。
あなたのベンツも同じように診断機にかけられ故障を見ていくんですね。
そこで、仮に水温センサーと出た場合はすぐに水温センサーが故障しているから交換ではないんです。
もっと掘り下げて見ていかないと診断とはいえません。
なぜ水温センサーとテスターが拾ったかを見ていかないと、いわゆるミス(誤診)に繋がるからです。
水温センサーを外したり、エンジンに付いたままハンドテスターを駆使して見ていって、あらためて交換に至る事なんです。
そこまで確定して、やっとテスターから導きだされた部品を断定する事なんです。
診断機に頼ると直らない
テスター診断機にばかり頼ってしまうと大変なミスや誤診を招きます。
これはテスターの出すフォルトコードを鵜呑みにして部品交換した場合にとても多くあります。
テスターから、その部品がどうして故障コードとして出てきたのかを把握することをしないから誤診するんですね。
たまにあるのですが、預かってから診断時間に時間がかかってしまう場合は、どこが悪いか判断できない事も正直あります。
基本に戻って見てない証拠で、おうちゃくした診断などは特に誤診が多いです。
テスターに振り回されてしまう
どういう事だといいますと、テスターがとても頭がいいので、なすがままクリックしてしまう事です。
このテスターは正直いってとても難しいのです。
言葉が悪いですが、初心者のメカニックには基礎や構造がわかっていないと理解できません。
分からないままクリックしてしまい、結局何をしているのか分からなくなる事があるからです。
このいう状態で見ても時間だけが経ってしまって結論に至らないケースもあります。
ベンツテスター診断機DASの動画
少し長くて、大変聞きずらい内容です。
耳障りであればすぐに停止してくださいね 爆笑😂😂
今後もっと勉強して、いい動画をお見せできるように致します。
テスターは、ただの箱のかたまり
テスターは、単純にメカニックが見る要素を確認する為の道具にしか過ぎません。
これを怠ると部品を交換したけど症状が全く改善しない事になります。
さきほどの水温センサーの話に戻しますが、そのセンサーに付いている配線が断線していた場合でも同じ故障コードが出るのです。
その内容まで見越して診断をしていく必要もあると言えるんですね。
ベンツのテスター診断をまとめます
テスターの情報がはいかがでしたでしょうか。
見る場所によっても診断時間が変わってくる、という故障もありますので前回の修理履歴が役に立つ事もあります。
修理工場によっては診断した内容をプリントアウトしていただけるお店もありますので一度聞いて見てはいかがでしょうか。