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BMWの中古が安い理由|車両仕入れを専門家が解説

2018年12月6日

BMWの自動車オークション

BMWの中古車がなんであんなに安いんだろうって思った事ありませんか。

あなたは理由を知っていますか?

国産でもそうですが、なんであのBMWはあんなに安くなっているの?

いつも通勤で使っている道を走っていて何気にふっと中古車展示場を見てみると、あんなに安いBMWがあるけどいいな〜

こんな経験ありますよね。

正直私も車の業界が長いので疑問に思いますが、カラクリを知っているので「やるね!」くらいしか思いませんが。

必ずといっていいほど、儲かるからあんなに安いプライスボードを掲げているんです。

では、その訳に迫っていこうと思いますのでどうぞ最後までご覧ください。

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なぜBMWの中古車価格が安いのか


安い理由について色々ありますが、正直いいまして外車の価格変動が非常に大きい事が見受けられます。

オークション相場というものが自動車業界には存在します。

さてBMWの6シリーズは1000万円するのはザラですよね。

その1000万円の評価があったBMWが、3年5年落ちの中古車となった場合の価格が半分以下になることだってあるのです…

信じられますか?これはこの業界では本当にある事なんです。

これは表に出ませんが「 中古車販売業の利益率 」をあなたに教えます。

  • オークションから落札した346万円の5シリーズ=展示場に並べると…416万円
  • 事故で仕入れた下取り0円のE90が…=中古部品のライトやラジエター、右前足回り修理してオークションに出したら151万円の利益
  • メーターパネルにエンジンマーク点灯とエアバック点灯したまま出品の1シリーズがオークションで=破格の27万円で落札できた

上記内容が平気でオークションでさばかれているんです。

少しびっくりされていると思いますが、これが現実なんですね。

外車ですごく多いのが故障されたまま出品される車両がある事です。

不具合がある時にドライバーにお知らせしてくれる、「 エンジンチェックランプ 」が点灯したまま出品されている。

オイル漏れをしてるF10の5シリーズやエンジンから変な音がしている6シリーズなどがホントに多いのです…

故障しているので、当然中古車販売店の担当は整備の事は全く分からないので、どのくらいまで入札額が上がるかみて様子を見ます。

故障しているから、とにかく安い価格で落札されるんです。( 落札を見送る業者が多いですが…落札する業者は自社で工場を持っている

安く落札した業者は、BMWを外注整備工場に出して安く直して展示場に並べて販売するのです。

BMWの中古車が安くなる理由

  • 自社工場がない中古車販売店は、とにかく外注工場に安く直させます。
  • 中古車販売店が自社で部品をとにかく安く仕入れて、外注工場に持ち込むスタンスが非常に多いですね。
  • 9割そうでしょうね、経費削減にもなるし利益が出ますからやってない所はないです

上記が理解できると、BMWが安い理由が分かりますよね。

しかし これらが全部が全部悪いのではありません。

こういう商売が成り立っている時代になってしまった…という事なんです。

ですので冒頭にあった何げに走っていたら安いBMWがたまたまあるのです。

必ず安いBMWには訳があることだけ覚えておいて下さいね。

こういう粗悪なBMWが展示場に並んでいます

こういう粗悪なBMWが展示場に並んでいます

こんなやりとりが実際にあるのです

「すいません、エンジン掛けてもらえます?ボンネット開けても良いですよね?」
「え?エンジンならちゃんと掛かりますよ」
「当たり前でしょう。見たいのはそこじゃありませんから」
「走行距離なら3万キロです」
「………」
「………」
「なんか見られると困るんですか?」
「はあ?」

おい、態度変わったぞ。
エンジン掛けさせた。………おい!何だこの振動と音は??
問答無用でボンネット開ける。………何じゃこら!?三万キロの走行少ない車がこんなオイルゴペゴペ滲んでんのかよ?
フレームに補修跡あんじゃんか!
オートマだったので、シフトを動かし……すげー変速ショック。

出典:https://minkara.carview.co.jp

上の内容は、数多くのものからお借りしたんですが、こういう事が実際問題である事を記憶にしまっておいてください。
(すべての販売店ではありません事をここに付け加えておきます。一部です)

もちろん整備業界でも同じようにたくさんございますし、どの業種でもあります。

ただ、表に出るか出ないかだけなんです。

とても怖い世の中ですが…

BMWの整備や修理そして診断に関しても結果として表れている

こちらは中古で購入されて、まだ半年足らずのあるBMWの「ブレーキキャリパー」という部品です。

半年足らずのあるBMWの「ブレーキキャリパー」という部品

お客さんから

「BMWが走行中にメーターパネルに中に赤いランプが点灯したので見てください」

このようにご依頼があって診断しました。

診断結果、ブレーキキャリパーからブレーキオイルがダダ漏れしていたというもの。

もしあなたがBMWに乗っていた時に、突然ブレーキのランプが点灯したら怖くないでしょうか。

よくある事ではないですが、何年もブレーキキャリパーを整備やメンテナンスしてないとこのような故障に出くわします。

こうならない為のも日頃の点検やなんかおかしいと思ったら、修理するようにして下さい。

今のBMWには必ず故障したら点灯する、「ウォーニングランプ」があります。

エンジンやオートマチック、ブレーキ関係、オートマチックなどに不具合が出た場合に点灯するランプのことです。

BMWのブレーキキャリパーという部品です

少なからず、このウォーニングがつくという事は、「故障もしくは点検が必要ですよ」というお知らせなんです。

そこを見落とさずに、必ず特にBMWやベンツをお乗りの方は修理に持ち込み習慣をつけていただければ大丈夫です。

最後にBMWにお乗りの方へ

今回どうして安いBMWがあるのか、そして修理においても、なんで警告ランプが点灯するのかに触れてきました。

もし今後あなたがBMWが欲しい時には、車両に詳しい方や現役のメカニックの方と一緒に展示場に足を運んで下さい。

購入してから、「失敗したな、買わなければよかった」と泣きを見ないように是非して下さいね。

整備においては、壊れれば何かしら警告を発してくれるシステムが備わっています。

そこを安易に考えずに一応修理に持って行こうという心がけをもっていただければ、BMWは末長く乗っていただけるお車です。

ですが、どうしてもこれ以上壊れても直しきれないし手放したい、とお考えなら一度買取査定をご検討してみてください。

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