使いたい時にウォッシャー液が出ない…特に雨上がりのフロントガラスの汚れが落とせないと不便ですよね。
フロントガラスのウォッシャー液が出ないと車検も通らなくなってしまいます。
そのようにならない為、早速レバーを手前に引いてもウォッシャー液が出なくなる原因を回答します
- モーターが故障でウォッシャーがでなくなる
- ウォッシャーモーターの水を濾過するフィルターのつまり
- ウォッシャータンクの劣化により穴があいている
- ウォッシャーを出すレバーの故障
上記4点が故障している可能性があります。
ではウォッシャーについての説明と関連した内容を説明しますのでご覧下さい。
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ウォッシャーが出なくなくなる原因
ウォッシャー液が出なくなる原因は様々あるのですが、よく見るのが詰まりです。
詰まりって聞くと、「どうして詰まるの。」こう思いますよね。
ウォッシャー液を溜めておくタンクがあります。
タンクにウォッシャー液を数ヶ月放っておくと、ウォッシャー液と水を混合して入れておくので水が腐ってしまうのです。
その腐ってしまったウォッシャー液が時間がたつにつれて固形に近づいていきます。
固形になりつつあるウォッシャー液が、フロントウィンドウに吹き付ける事に使うウォッシャーモーターが吸ってしまって詰まってしまうのです。
この一連の流れが詰まりによってウォッシャー液が出なるなる故障の一部です。
次に多い故障が、ウォッシャーモーターが経年劣化により動かなくなってウォッシャーが出ない症状です。
あまりウォッシャー自体使わない事も原因の一つ。
見てるうちにモーターにショックが伝わり自然と動いてしまう事もあるくらいです。
その他にもウォッシャー液を溜めておくタンクに亀裂が入っていて、知らずの間にウォッシャー液が抜けていて出なくなっていることもしばしばあります。
前述した詰まりが原因でホースに圧力がかかりホースが抜けて出ない事もあるのです。
詳しくは豆知識も含めて後述しますので読みすすめていってくださいね。
モーターが故障でウォッシャーが出なくなる
ウォッシャーモーターが壊れてウォッシャー液が出なくなることも多いです。
ウォッシャーモーターの場合は単純に経年劣化が要因にあります。
機械だから壊れるって言葉がありますが、まさにその通りで使ってないと動かなくなるんですね。
説明すると難しくなるので割愛しますが、ウォッシャーモーターの接触不良と捉えて大丈夫ですよ。
ウォッシャモーターを修理する方法
直すには、ウォッシャーモーターそっくり交換になってしまいます。
交換する際の部品構成
- ウォッシャーモーターASSY交換(モーターを一式交換です)
- ウォッシャモーターの付け根のパッキン交換(古いパッキンを再使用すると液漏れする為)
ウォッシャータンクが破損(穴あき)して液が出ない
ウォッシャータンクが破損(穴があく)して肝心なウォッシャー液が出なくなることもあるんです。
この場合は経年劣化が要因で穴があくが、もしくは亀裂が入って自然に液漏れして出なくなる症状です。
タンク自体がプラスチック製で出来ているため古くなるとどうしても穴があくんですね…
ウォッシャータンク破損の症状
- ハンドル左側のレバーを手前にひいた時にウィーンウィーン音がする
- 不規則なモーター音が出てウォッシャーが出るノズルからチョロチョロ出てる
上記症状がよくあるウォッシャータンクが損傷して場合によくある事例なので要チェックです。
運転席側の窓を開けた状態で、ウォッシャーを出すと音が聞こえますよ。
ウォッシャータンクを修理する
ウォッシャータンクをまずよく見てから判断して下さい。
まれに損傷箇所の亀裂がほんの少しの時は、水漏れを直す液状のパッキンを使って損傷箇所に塗ってもらうと直る事もあります。
液状のパッキンを使う時は、塗る所を360番程度の紙やすりを使って表面をこすって傷をつけておきましょう。
紙やすりを使ってこする理由➡削る事によって液状のパッキンの密着を良くなるためです。
明らかに損傷箇所が大きい時や破損している場合はどうしても交換になります。
交換する際の部品構成
- ウォッシャータンクASSY交換(そっくり交換)
- ウォッシャーモーター部のパッキン交換(再使用すると液漏れする為)
ウォッシャー液のホースが抜けている
- ウォッシャー液をしばらく出しているとボンネットの下に水が垂れてる…
- ウォッシャー液を出していると、ワイパーの付近から水らしきものが飛び散ってる
この場合は、ボンネットを開けてもらってワイパー付近をよ~く見てください。
透明か黒い色したホースが、ウォッシャーノズルから外れていることもあるので確認してみてください。
なぜ外れているかといいますと、ウォッシャーノズルの液が出る先端に細い配管があるのです。
先端の細い配管が詰まっているせいで、ウォッシャーの水圧によってホースが外れてしまうのですね。
直す方法は簡単で、まずはホースをウォッシャーノズルに差し込んでください。
そして最後に先のとがった針金などをもちいてウォッシャーノズルをつついていただければ出るようになります。
ぜひ試してみてくださいね、簡単ですから。
ウォッシャー故障を直す:まとめ
ウォッシャー液の故障をお伝えしてきましたが、何となく分かりましたでしょうか。
意外と影の存在でもあるウォッシャーですが、いざ使おうと思うときに出ないと困りますよね。
ポイントをとらえてさえいれば、わざわざディーラーに持っていかなくても直すことが出来ます。
今回ご説明したことを元に見ていただくとヒントがあるかもしれませんのでぜひ確認してください。