-PR-
BMWの肝といっていい電装系の故障
ライト警告灯が点灯したことありますでしょうか。
そうBMWのメーターパネルの黄色い警告灯です。なにを意味するのかは知っていますでしょうか。
「車の電球切れ」を表しているんですね。
外から見てもらうとわかると思いますが、ライトが点灯してないところがあるはずです。
ライトの警告灯がつく原因はいくつかあるのですが、多いのが後ろについているブレーキを踏むと点灯するテールレンズです。
テールレンズの中には電球かLEDが最近は使われていて切れにくくなっています。
いくつか原因を見ていきますのでどうぞご覧になってください。
BMWのライト警告灯がつく原因は球切れ以外にあり
よくある症状として電球の球切れがあると先ほどいいましたが、それ以外にも警告灯が点灯することが現場ではよくあるんです。
現場とは、工場のことです。笑
お客さんで球切れしたみたいだから見て交換してくれないかな…
こんなご要望が3日に一回のペースであるんです。実際見てみると、BMWのランプ周りをしきりに見るんですが切れてないんです…
- ブレーキの電球を真っ先にまず見るんです
- 車幅灯(スモールライト)を接触不良じゃないか軽く叩いて確認
- 付いている電球が正しいか確認します(ワット数が違う物が付いていることもあります)
そう球切れじゃないんです、球切れ以外の故障もあるってことなんです。
腐食や断線しても警告灯がつく
球切れ以外とは…
例えば配線がナビゲーションの取り付けの際にドアのフチに挟まってしまって、時間が経つことで配線がすり切れ警告灯がつくことがあります。
あまり考えられませんが、時間をかけてこれじゃないかなと配線を追いかけるとあるんです。
配線の判断を見極めるのは難しいですが、一つひとつ細かい作業ですが見ていくことでわかります。
断線した箇所を見つけた写真
上記が実際の配線が切れていて皮膜処理してあるプラスチックをむかないと全くわからなかった診断でした。
見る中でまさかここは切れてないだろう…
といった見てもいないのに決めつけてしまうことがあります。
でも一生懸命がんばって、たくさんの工具や簡易テスターを使っても時間が掛かるばかりでなかなか進歩がないことも…
今回の趣旨である「ライトの警告灯」がここまで事が大きくなるのも実際あります。
球切れだろう、という固定観念を持つと全く違った方向にいって時間もかかり、しまいには迷宮入りしてしまうこともあります。
配線が取り付けられる先端の腐食
腐食がどうして進行してしまうのかを説明します。
腐食は外部から入ってくる水や湿気が配線に混入することで起こることが多いです。
ヘッドライトは完全には密閉されておらず、小さな通気口が水が入りづらいところに実はついているんですよ。
通気口から入る場合は稀ですが、ライト本体と車体が密着するパッキンの劣化で水分が入ることが非常に多くあります。
入ってきた水分によって、配線の一番熱をもつ箇所から腐食していく構図になります。
例えば、水道の蛇口の首振るあたりをキレイにしてないと白く見えることがないでしょうか。
あの状態がまさに腐食に似ている症状ですね。
関連記事
ベンツでエンジン警告灯がついた原因は電装系が8割|ランプを消すにはテスターが必須!
この記事、1日多い時に115人の方に見ていただいているのでオススメです!
BMWのライト警告灯が点く原因.まとめ
BMWのライト警告灯に関して実際の写真をまじえてご説明してきました。
- 球切れだけではない可能性があります
- 配線の腐食でも警告灯がつくことがある
- 時には配線が切れてライト警告灯がつくことがある
高いお金を払うことはないです、まずはここをうたがって確認してみましょう。
配線がほんの少し切れているだけで…という工賃の請求額が、なんと35,000円というのが外車修理にはあるのが実情です。
DIYで、できることはアドバイスとして絶対した方がいいですよ。
35,000円浮けば相当遊べますよ、奥さんに内緒で!
簡単にもしかしたら直るかもしれませんよ。
コメント受付中です!
些細なことで悩んでいるのであれば、僕でよろしければわかる範囲でお答えしますよ!
追伸
ここでちょっとしたヒントをお伝えしておきますね。
ヘッドライトや後ろのテールライトをつけているのに片方だけが薄暗くなる症状がでた場合
- 配線が正規の位置に取り付けられていない
- 配線が外れかけている(特に黒い線です)
- 電球がささる片方の端子(銀色の出っぱり)が削れている
このライトなどが片方だけ暗くなる症状もあるので、ぜひ覚えていただけたらうれしいです。
BMWの詳細記事