ベンツの7速ギアがおかしいとコンピューターが判断するとガソリン消費の燃費に大きく影響するので分かりやすいです。
故障したと判断されると最低限の走りを担保するためにいわゆるエマージェンシーモードに移行します。
あなたがお乗りのベンツはいかがでしょう?
オートマチックのギアの故障には事例がたくさんありますので、そちらから見ていきましょう。
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ベンツのオートマで故障が多い所は基盤システムのコンピューター
オートマチックトランスミッションで比較的多い場所は、オートマチックの心臓部でもあるバルブボディの基盤に付いているセンサーが多いです。
回転信号を読み取らなくなってしまい、いまどこのギアに入っているのかの判別がつかなくなってしまうのです。
その後オートマチックトランスミッションのフォルトコードを点灯させるシステムです。
「オートマチックイジョウシテイノコウジョウデテンケン」
こんな感じでメーターパネルにドライバーに促します。
私の経験上で申し訳ございませんが、あとよくベンツオーナーがとても困って飛び込みで来店されるのが、
他社でオートマチックオイルを交換してからしばらくして走行がおかしいので見て欲しい。
この場合はオートマチックトランスミッションオイルの量をしっかり計って入れてない状態です。
どうなるかというと、入れ過ぎの場合はオートマチックトランスミッション内部でギアとオイルが撹拌してしまって泡立ってしまい滑ってしまう事例です。
この逆で少なすぎても同じように滑りますので、長い間乗り続けるとオーバーホールが必要になるので注意してください。
オートマチックギアの音が変わる?
オートマチックトランスミッションの音が変わるとはどう言う意味なのかご説明しますね。
エンジンの回転数と共に、何やら虫の鳴き音みたいに聞こえるので分かりやすいと思います。
(ミーンミーン)という表現でいいと思います。
これはオートマチックトランスミッションの内部に付いているオイルポンプに空気(エアー)が混入した時に出る音なんです。
この音の変化が分かるようになりますと、大幅にオートマチックトランスミッションの寿命を伸ばすことができます。
通常ですと、ベンツの一つ前の5速ミッションや7速ミッションはとても丈夫に作られています。
そのためにエマージェンシーモードが製造過程から組み込まれているのですね。とても優秀でのちの事までを考えられているミッションです。
私たちが毎日使うテスターではあらゆる細かい所までも見ることができます。学習機能まで備わっていて、乗る人の癖までも瞬時に判断して補正します。
オートマチックのオイル交換は重要
長々とご説明してきましたが、1つだけ大事な事をいいますね。
エンジンオイル交換のようにオートマオイルを変えないでください。そして必ずお店選びをして頂きたいのです。
つい目先の利益を求めるあまり、やったことのない作業を請け負ってしまう工場が後を絶ちません。私は沢山そういう事例を見てきていますので分かるのです。
ベンツの整備経験や工場の設備スキルなどを判断してから入庫して下さい。
頭でっかちなホームページも注意してくださいね。特に外車やベンツBMWのサイトはよく出来ていますし実際持ち込んだらサイトと違った…
なんてことがありますので、比べるサイトは多ければ多い程いいと思います。
あなたが、ここなら持ち込んでも良いと思うお店を選んでください。
ベンツのギアが故障するまとめ
今回ご説明したことは、あまり表に出てない内容が多かったと思います。
オートマチックトランスミッションがどうして滑るのか?
どうして燃費が悪くなるのか?燃費が悪くなる原因は必要のない回転数だけが上がってしまうので当然燃費に影響しますね。
高額になるオートマチックトランスミッションのオーバーホールにならない為にも、ぜひ今回ご説明した事の半分くらいは片隅に覚えて頂けたら幸いです。