あなたのベンツはブレーキを踏むとキーキーと音がして鳴くことはありませんか。
大したことではないのですが、ドライバーで運転する立場としては恥ずかしいんですよね…
前方の信号が黄色になると必ず赤に変わる。
車はブレーキをかけますが、ブレーキ鳴きが気になるのでついつい優しく踏んで止まろうとする。
この一連の動作が一番ブレーキ鳴きをする条件をあえて作ってしまっているのです。
この様な悩みを持っているベンツオーナーがとても沢山いますので、原始的で単純な解決方法をどうぞ最後までご覧になってください。
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ブレーキ鳴きは直せる?
率直に言ってしまいますと、ブレーキ鳴きは簡単には直らないんです。ブレーキをかける時にパッドという部品とディスクローターではさんで止めています。
では、鳴きはなぜ起きるのか?
それは単純に共振しているだけなんです。要するにブレーキパッドとディスクローターの当たりが悪いのです。
この当たりを良くしてあげるとブレーキ鳴きは圧倒的に鳴き止みます。未来的に完全には継続しませんが数か月から数年は止まって静かになります。
鳴いたからといって、ブレーキパッドとディスクローターを変えたらもったいないですし、安いOEM(社外)に変えたら必ずまた鳴きます「これはガチ」
じゃあどうすればいいのでしょうか。
ブレーキパッドの面を取る
そうです。ブレーキパッドの面をとってあげると鳴き止みます。(一定期間)
あえて一定期間と書きました。面を取った所がまた無くなると共振して音が出始めるようになりますが、音からは解放されます。
多くあるディーラーや工場では今説明した通り面を取って対処しているのが現状です。
もちろんその前にディスクローターの減り具合も確認して許容範囲を超えているのであれば交換か研磨が必要です。
研磨もベンツの場合は摩耗して減っている範囲が相対4mm〜5mmもあるとローターは交換しないといけませんね。
相対とは、内側外側のローターの削れている範囲を示しますので勘違いしないでくださいね。
ちなみに「ローター研磨」一枚約5千円から7千円の間で修理可能です。
研磨作業は7割がた外注作業している工場が多いです。ディーラーは、研磨作業などせずにほぼ交換になりますので覚えておいてくださいね。(注意かな)
ブレーキ鳴きの一工夫
これは作業する側のごく当たり前のことです。
それは、必ず作業時はディスクパッドには硬めのパッドグリスを付けて組むことです。
たまにメーカーのマニュアル(解説書)で見かけるのが、パッドにはグリス類は厳禁などと書かれています。
現場から見ての意見は、現代の技術の進歩は早いと言う事です。
すなわち、パッドグリスなどのケミカル品の方が一歩先をいってるという事。
とても良いものが世の中には発売され実用化されていますので、使わないと逆に取り残されてしまいます。
それほどブレーキ鳴きに関しては注文が多いのが見て取れます。
ホイルの黒い粉はなに?
洗車したばっかりなのに翌日にはホイルに黒い粉…ついてますよね。
あれはブレーキパッドから出るダストです。欧州車ベンツは多く出て頭を悩ませます。
こればっかりは、ダストの少ない低ダストパッドに交換してあげないと直らない、というか出にくくなりません…
ベンツはパッドとローターの両方を削ってブレーキの制動を制御しているので、粉が出やすいんですね。
なので今より少なくしたい…というお悩みの方は低ダストパッドに交換してしまいましょう。
ブレーキ鳴きとダスト:まとめ
日頃から悩ませられるブレーキ鳴きですが、高額な修理をしなくても簡単にそして一工夫してあげると鳴き止みます。
黒い粉ダスト対策には、低ダストパッドにいっそうのこと変えてしまうのも1つの手です。
ベンツを毎週洗車しなくても済みます。ぜひ検討してしてみてください。
近代的なツールをドンドン使って今乗っているベンツライフをどうぞ楽しんでください。